道元禅師ご生誕の地ともつたわる山荘
松殿山荘
しょうでんさんそう
※一般公開はしていません。
一般的に、曹洞宗といえば福井県の永平寺を思い浮かべる方が多く、道元禅師も越前の方であると思われがちですが、そのご生涯をみますとその大半を京都でお過ごしであることがわかります。
誕生の地、修行の地、初開道場、入滅の地などが京都に点在しており、まさに道元禅師は「京都の人」であったといえます。
京都を中心として、近畿地方に点在する道元禅師ゆかりの地。
その保護・保存と顕彰を目的として「高祖永平道元禅師近畿地区遺蹟顕彰会」が結成されました。
遺蹟顕彰会では、ひとりでも多くの方に道元禅師を知っていただき、実際にご遺蹟に足を運んでいただきたいとの思いから、「道元禅師ご遺蹟巡拝のしおり」を作成し配布しています。
ぜひ皆さまも「ご遺蹟巡拝のしおり」を手に、道元禅師に思いをはせ、ゆかりの地に足を運ばれてはいかかでしょうか。
現在の松殿山荘は昭和10年に大阪の高谷宗範が日本の茶道礼法を大成するために建てたもの。