禅〜凛と生きる〜|曹洞宗近畿管区教化センター

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教えと心得

正しい合掌礼拝の作法は?

合掌の仕方は、両方の手のひらをぴったりとつけて、両手の指が自然に合うようにします。このとき、指がゆるんだり、指と指の間が広がらないように注意しましょう。合わせた手の位置は、中指の先が鼻の高さにくるようにし、肘をややはりぎみにします。指を下に向けたり、横に倒すようなことをせず、自然に上を向くようにしましょう。

合掌のときには、きちんと正座をすることが基本です。正座をして背筋を伸ばし、あごを引くことで姿も美しくなり、気持ちも引き締まってくるのです。

礼拝(らいはい)は、合掌の形から行います。最上の礼拝は「五体投地(ごたいとうち)」と呼ばれ、身体を地につけての礼拝ですが、これはおもに僧侶の礼拝で、一般の檀信徒の皆さんは次のような立拝(りっぱい)や座拝(ざはい)を行います。

【立拝】
立ったまま合掌し、45度の礼をする。
【座拝】
合掌し、座ったままで45度の礼をする。
正しい合掌礼拝の作法
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