禅〜凛と生きる〜|曹洞宗近畿管区教化センター

精進料理

精進料理レシピ

あっさり おでん

冬の定番メニュー。心も体もホッと温まる「おでん」はいかがですか。
練り物も玉子も入らないあっさりとした精進おでんは、隠し味の干しわかめが味を支えて食べごたえがあります。季節を問わず美味しくいただける一品です。
  • 調理時間約60分
  • 難易度
  • エネルギー157kcal(1人分)
たんぱく質 6.8g
脂質 4.6g
食塩相当量 2.3g
食物繊維 8.4g

材料(4人分)

大根
1/2本
にんじん(中)
2本
蓮根(中)
1/2本
こんにゃく
1枚
結び白滝
8本
厚揚げ
1枚
乾燥ワカメ
10g
昆布
適量
みりん
少々
薄口醤油
少々

作り方

【1】材料の下処理をする
  1. 大根を分厚く円柱状に切り、面取りをしておく。
  2. 人参の皮をむいて、乱切りにする。
  3. 蓮根は、乱切りにして、酢水につけておく。
  4. 大根・人参・蓮根は軽く塩茹でする。
  5. こんにゃくは三角に切り、片面に亀甲形に切れ目を入れる。
  6. 厚揚げを食べやすい大きさに切る。
Point!
・面取りは皮むき器を使うと手軽にできます。
・芯までよく煮るために、隠し包丁を入れておくとGood。
メモ
こんにゃくと白滝は軽く茹でて臭みを取ると味がよくなります。
【2】だしを取る
  1. 昆布を浸した鍋に、水で戻した干椎茸と戻し汁、舞茸、乾燥わかめを加え火にかける。
  2. みりんをひと回し入れて沸騰させる。
  3. 昆布を沸騰寸前に鍋から引く。
  4. 沸騰したらアクを取り除く。
  5. 沸騰させて酒が飛んだら、砂糖、薄口醤油で味をつける(やや甘めに)。
  6. 引いた昆布を縦に細く切って結び昆布にする。
Point!
・昆布は少し早めに水に浸しておくと、だしがよく出ますが、後で使うのであまり長くつけないこと。(約1時間)
・乾燥わかめを入れることで、だしに海産物の味と香りが加えられます。
・早い段階で塩や醤油を入れることで、野菜の余分な水分が蒸発し、水っぽさが出ません。
【3】具材を煮込む
  1. 鍋に具材を敷き、上記2で取っただしを濾して注ぎ入れ、火にかける。
  2. 沸騰したら大根に火が通るまで中弱火にして、熱を加える。
  3. 煮えたら火からおろし、だしをよく染みこませる。
【4】できあがり
【アレンジ】
厚揚げのほか、飛竜頭や薄揚げ、生麩、ちくわぶなどを加えればさらに豪華に!
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